こんにちは、けいタンです。
今日は久しぶりにおすすめの本紹介をします。
今回のテーマについて
今回はスタニスワフ・レムさんの『ソラリス』という本の簡単な紹介をします。
この『ソラリス』という本は、20世紀世界文学史上の巨人の一人に数えられたポーランド作家
スタニスワフ・レムさんの地球外生命体とのコンタクトを舞台にしたSF小説です。
そんな『ソラリス』の簡単なあらすじと読書の魅力について今回は語っていきたいと思います。
ちなみに前回は、伊坂幸太郎さんの『フーガはユーガ』という本を紹介しました。
・合わせて読みたい前回の関連記事:おすすめの本紹介~『フーガはユーガ』伊坂幸太郎~024(本②) – (keitan-zatsugaku.com)
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では、早速『ソラリス』の簡単なあらすじから見ていきましょう。
この物語の簡単なあらすじ
心理学者ケルヴィンと惑星ソラリス
ある日、心理学者のクリス・ケルヴィンのもとに、
惑星ソラリスを探査中の宇宙ステーションであるプロメテウスの調査依頼が来ていた。
突然で恐縮だが、この惑星ソラリスというのは不思議な謎につつまれた星である。
なぜなら、この星は意思を持った海に表面を覆われていた惑星だったからである。
惑星ソラリスでおこる不思議な現象
そんな惑星ソラリスの謎の解明のためステーションに派遣されたケルヴィンは、
科学者たちが自殺や鬱病に追い込まれている事実に直面した。
変わり果てた研究員たちを目にする彼らには一体何があったのだろうか?
そして、ケルヴィンもまたソラリスの海がもたらす現象にとらわれてしまった。
というのも、死んだはずの人間が次々に再び出現する現象に遭遇してしまったからである。
このことから、ケルヴィンは他の研究員たちのみならず自らの狂気を疑うようになったのだった。
ソラリスの海の真の目的とは!?
そしてケルヴィンは日に日に図書館で文献を探った。
そして惑星ソラリスの海がそもそも一つの知的生命体であり、
あの死者が再び出現するという現象は、海が人類の深層意識をさぐり、コミュニケーションをとろうする試みではないか
という可能性にケルヴィンはとうとう行き当たるが、ソラリスの海の真の目的とは何なのだろうか?
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この物語の面白いところ
この話のおもしろいところは、SFファンの想像力をかきたてる宇宙の未知を探る「冒険」的な要素と、
ソラリス・ステーションで生じた奇怪な現象に関する「謎解き」としての側面があるところだと思います。
また少し専門的な言葉で解説すると、
「ソラリス」は科学思想であるSFと甘いラブ・ロマンスが絡み合いながら、
人間の理性の可能性と限界をめぐる認識的な寓話に発展していきます。
そうなんです、先ほどのあらすじのところではいいませんでしたが、
甘いラブ・ロマンス的な要素も含んでいるのです。
そして皆さんも、人間以外の異星との接触の物語である「ソラリス」を読んでみたくなってきたでしょうね(笑)
まとめ~地球外生命体について考えさせられる本「ソラリス」!
以上で簡単でしたが、スタニスワフ・レムさんの『ソラリス』の本紹介とします。
実際に、あるインタビューで著者のスタニスワフ・レムさんはソラリスについてこういっています。
筆者が語る「ソラリス」から伝えたいこと
「『ソラリス』は人類が他の星に至る道の途上で、理解不能な未知の現象に遭遇した場合のモデルとなる作品である」と。
すなわち、『ソラリス』は科学の限界や人間存在の意味、異質な文明との接触の問題について考えさせてくれる本なのです!
本紹介の醍醐味は話の全部、すなわちネタバレをするのではなく、
この記事をここまでご覧になった方がこの本を含め読書に興味を持ってくれることにあります。
なので気になった方は書店で是非、探してみてください。
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そしてあなたも「ソラリスの海の真の目的」を解明していきましょう!
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今回はこれで終わりますが、多くの方に読書に魅力を少しでも伝えられるよう、
定期的に筆者おすすめの本をこれからも紹介していくので、その時も是非、見てください!
とにかく、今回の内容で少しでも面白いと感じてくれたら嬉しいです。
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では最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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またいつかお会いしましょう。けいタン
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