おすすめの本紹介~『太陽の塔』森見登美彦~075(本④)


こんにちは、けいタンです。

今日は久しぶりに4回目となるおすすめの本紹介をします。

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今回のテーマについて

今回は森見登美彦さん『太陽の塔』という本の簡単な紹介をします。

そもそも太陽の塔は、1970年に開催された大阪万博で、岡本太郎さんが作った巨大アートですね。

そんな太陽の塔と今回の物語はどんな関係性があるのでしょうか?

そんな『太陽の塔』の簡単なあらすじと読書の魅力について紹介していきましょう!

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では、早速『ソラリス』の簡単なあらすじから見ていきましょう。

この物語の簡単なあらすじ

森見登美彦:太陽の塔

主人公(私)と水尾さん

まず最初に、主人公のことについていっておきます。

主人公である私の大学生活には華がない。特にいえば、女性との付き合いは絶望的に縁がない

ですが3回生のとき、水尾さんという恋人ができた。毎日がとっても愉快だった。

しかし、水尾さんはあろうことかこの私を振ったのであった…

主人公がストーカ?!

京都の大学生である主人公、私の独自で始まるこの物語はいきなり怪しげな空気を漂わせる。

というのは、振られてから私は水尾さん(元ガールフレンド)の追っかけを日課として、

それをレポートにまとめているからなのだ。

水尾さんのスケジュール表を見て、彼女の家に自転車に乗りつけ外で帰宅を待つ…。

ここまでくると、これってストーカー日記ではないのか?!

と一瞬「主人公(私)」のことが心配になりますね(笑)。

なんとしてもストーカ被害で捕まらないでねと。(そんなオチは嫌です)

主人公と「水尾さん研究」日記

まあ主人公以外の人にとっては、主人公の行動に呆れたり、非難したりするかもしれません…。

ですが主人公の立場から見ると、「水尾さん研究」と題した少々ヤバそうな日記は、

主人公にとって初めてできた恋人との始まりから終わり、そして振られてからの再生までを助けるもの

になっているということが物語を読み始めると徐々にわかってきます。

なんか言葉では言い表せないような、ほんのりとした切ないものですね…

主人公の性格とクリスマス

そして大学生の日常と水尾さんのことに関するモヤモヤが、主人公の視点でじっくりと語られていきます。

ちなみに、僕(けいタン)が感じた主人公の特徴は、簡単に一言でいうと、

あんまりイケてないんだけれども、愛おしくて憎めないような性格の持ち主ですかね。笑

あと、巨大な妄想力を主人公は持っています。(笑)

そして物語の舞台の季節は「冬」

しかも、1人ものが憎むべきクリスマスシーズン

そこでは、寂しさが際立った季節に頭でっかちの主人公のモノローグが炸裂します。

太陽の塔との関係性

この物語では、ところどころに「太陽の塔」のシーンが登場します。

主人公と元ガールフレンドであった水尾さんと太陽の塔との関係性とは?

気になる方も多いと思いますが、このことについては、皆さんが実際に本を手に取ってみて

その関係性を解き明かしてみてくださいね。

その方がよっぽど面白いと感じるでしょう。

この物語の面白いところ

この物語の面白いところとして、

大好きだった水野さんのことをめぐる小さな冒険や振られた後に起こった出来事の数々がとっても印象に残りました。

小さな冒険や出来事の数々の例としては、

「夢玉」「京都大学生狩り」「猫ラーメン」「ええじゃないか騒動」いったようなものがありました。

このような小さな冒険や出来事の詳細については、是非皆さん地震で体感してみてくださいね!

おそらく、僕のように思いっきり笑って、胸がいっぱいになると思います。

そしてこの物語は結局のところは、振られた男の子(男子大学生)の真冬の冴えない独白小説に

過ぎないのですが、とてもきらびやかで清潔な印象がありました

というのもこれは、作中で出てくる豊富なボキャブラリーや言い回し、

そしてシャイで奥ゆかしいのですが、自分には厳しい主人公の姿勢や愛おしさに支えられたのだと思います。

まとめ~ファンタスティックな一冊「太陽の塔」!

以上で簡単でしたが、森見登美彦さん『太陽の塔』の本紹介とします。

クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都で、妄想力の他に何も持たない失恋を経験した男が

むやみに錯綜するファンタジー小説「太陽の塔」について

少しでも興味を持っていただけたでしょうか?

本紹介の醍醐味は話の全部、すなわちネタバレをするのではなく、

この記事をここまでご覧になった方がこの本を含め読書に興味を持ってくれることにあります。

なので気になった方は書店で是非、探してみてください。

もしくは、下のAmazonリンクから確認してみてくださいね。

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今回はこれで終わりますが、多くの方に読書に魅力を少しでも伝えられるよう、

定期的に筆者おすすめの本をこれからも紹介していくので、その時も是非、見てください!

とにかく、今回の内容で少しでも面白いと感じてくれたら嬉しいです。

あと、面白い・タメになると思った方は、いいね!シェアによるこのブログの拡散をお願いします。

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では、最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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またいつかお会いしましょう。けいタン
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