こんにちは、けいタンです。今日は私がお勧めする本の紹介をしようと思います。
私は読書が趣味で今まで多くの本を読んできましたが、その中でも面白いと特に感じた本がいくつかありますのでその本についてお話ししていきます。
今回紹介する本はタイトルにも書いてある通り、カズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』です。
では、簡単にあらすじを紹介します。
この物語の簡単なあらすじ
村人の記憶がなくなる!?
この『忘れられた巨人』の物語の舞台は6~7世紀頃のブリテン島(現在のイギリスにあるグレートブリテン島)で、物語はアーサー王伝説と少々関連性のあるファンタジー小説です。

ある村で不可解な現象が蔓延していました。そこに暮らす人々が病気のせいでも老化のせいでもないのに自身の記憶が片っ端から失っていくという現象です。
しかもこれは、遠い過去のものに起きたものではなく、ここ最近に起きた出来事なのです。
皆さんもある程度記憶がなくなる生活のキツさが容易に想像つくかもしれません。
だって、記憶がなくなるわけですから様々な行き違いが起こりますし、いろいろ面倒な不憫な事態も度々起こりますよね。
言い換えると、全てがあいまいで断片的な生活をその村の住人は送っていたのです。
そのため、人々は当然ながら不安を感じていました。
しかしながら、記憶がなくなることは悪い不便なことだけではなく、利点もありました。
それは、「自分たちの都合の悪いことやつらく悲しかった記憶さえもすっかり忘れることができる。」と言うことです。
まあ、記憶がなくなる訳ですから、嫌な思い出や不都合な事態はきれいさっぱりと感じなくなるのです。
では、その記憶がなくなる原因は何でしょうか?
忘却の原因は「竜の吐く霧(息)」のせい!?
この忘却の原因は、人々を包み込む「奇妙な霧」の作用のせいだということが分かりました。
そして、その霧を出しているのは「山に棲む竜(その名をクエリグという)」の仕業ではないかと噂されていました。
ということは、その竜を倒すことができれば、記憶が戻ってくるのではないか?と人々は考えるようになりました。
ですが、先程にも述べたように記憶をうまく利用している人にとってはそのままで良い。
すなわち「竜を倒さずにこのまま記憶が断片的な生活を送り続ける」という意見なわけです。
またそのような人々の意見も一理あるのです。
なぜなら、その村(島)ではかつて戦いを繰り広げたブリトン人とサクソン人が隣り合って暮らしていたからなのです。
そのため、戦争もなく平和な日常が保たれているのはこの霧のおかげであると人々は考えられるようになりました。
全国送料無料!IT書、ビジネス書、資格書が豊富なSEshop
この物語の登場人物
その村(竜の霧の影響を受けている村)に住んでいる二人の老夫婦、アクセルとベアトリスがこの物語の主人公です。
この二人はどうしても記憶を取り戻したいという強い思いがあるとともに、別の村に住む息子に会いたいと強く願っていました。
そこで、二人は息子に会いに行くために旅に出ることを決めました。
旅の大部分は部分は割愛させてもらいます。是非、皆さんにこの本をじっくりと読んでもらいたいからです。
そこから、一夜の宿を求めた村で少年(その名をエドウィンという)を託された二人は若い騎士(その名をウィスタンという)を加えて四人で旅を続けました。
ちなみにですが、ウィスタンはアーサー王の命令で竜を退治するために老夫婦と旅を同行しているのです。
また、エドウィンはウィスタンの弟子的存在となります。
その後も、竜退治を唱える老騎士や修行僧など様々な人に出会います。
時には命の危機にさらされる時もありますが、アクセルとベアトリスは互いを気遣いながら旅を進んでいきます。そして、いよいよ旅が終わりを迎えます。
最終的には、記憶が戻ったのでしょうか?そして、息子の村にたどり着くことはできたのでしょうか?
まとめ~とても面白いので読む価値おおありです!
いかがだったでしょうか。皆さんも読みたくなってきたんじゃないですか?
確かに、古い時代のしかもファンタジーとなると難しそうに感じる方もいるのかもしれません。
実際には、500ページくらいある長編小説なので読めそうにもないと思われる方が少なからずいらっしゃっても無理もないと思います。
ですが、冒頭のページを読めばこの小説の特有の世界にぐっと引き込まれて抜け出せなくなるはずです。
実際、私がそうでしたから…。その世界観に多くの読者は魅了されてしまうと私は思います。
そんな面白い小説なのです。
特に、記憶の忘却の原因を探る(竜退治)とファンタジー的な要素とがうまく絶妙にマッチしているので読んでいてドキドキする楽しい小説ですよ!。
ブリテン島を舞台に記憶や愛、戦いと復讐がこだまする長編ファンタジー物語である
カズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』を今回紹介しました。
気になった方は、是非、一度読んでみてください!めっちゃ面白かったですよ!!
では今日はここまでです。最後までご覧いただきありがとうございました。
また、明日お会いしましょう。けいタン
※過去の投稿一覧(ブログ)