今回取り上げるテーマは?
今日の雑学テーマは慣性力です。
皆さんの中にはこの言葉を聞いて⁇と感じる人もいるのかもしれません。
では、慣性力とは何かをお話しする前に身近な慣性力が働いている具体的な例を用いてみましょう。
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具体的な事例から分かる慣性力の正体
例えば、あなたが車に乗っているとします。よくあることですね。
車で運転していると突然道路の死角から子供が出てきました!
危ない!あなたは急ブレーキを掛けました。
するとなぜかあなた自身の体は前につんのめってしまいました。
幸い子供は無事でしたが、ブレーキを踏んだ時に体が前につんのめるように働いたこの力こそ慣性力なのです。
何となく予想がつくとは思いますが、慣性の状態で働いている力を慣性力と言います。
では、慣性とは一体何でしょうか?
等速直線運動と慣性の法則
少し嫌かもしれませんが、用語の定義(説明)をしていきます。難しく感じるかもしれませんが、よくよく考えてみれば当たり前のことをいっているので、落ち着いて理解してくださいね。
まず慣性とは、物体が止まっている(静止している)ものは止まり続け、動いている(等速直線運動)ものは動き続ける性質のことを言います。
そして、等速直線運動(同じ速度でまっすぐに運動すること)している物体は、何らかの力を受けない限り、そのままの向き・速度で等速直線運動を続けることを慣性の法則といいます。
慣性という言葉の意味を理解することができれば、なぜブレーキを踏んだ時に体が前につんのめるようになるのかが必然とわかります。
ブレーキをかけたとき体が前のめりなる理由が分かる!
車が(等速直線)運動をしているとき、車に乗っているあなたも(等速直線)運動していることになります。
これは車に乗っていない人から見ると車と車に乗っているあなたが同時に移動していると見えることから分かるでしょう。
そして、(等速直線)運動している車が急ブレーキをかけると車の速度は下がります(最終的には止まる)が、車に乗っている人はどうでしょうか?
慣性の法則に基づきその人は(等速直線)運動を続けようとします。
その結果、車は止まろうとしますが、中の人は止まらずに進み続けようとするため体が前のめりのようになるのです。
おまけ~止まっている車が急発進したらどうなる?
ちなみにですが、急ブレーキではなく車が止まっている状態から急発進したらどうなるのでしょうか?
慣性の法則を理解したあなたには簡単にと思います。
答えは、「体が後ろに押される(締め付けられる)ようになる」です。
これが理解できれば慣性力についてはバッチリですよ!
まとめ~慣性力は生活の身近にある力!
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では今日はここまでです。最後までご覧くださりありがとうございました。
また明日お会いしましょう。けいタン
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