財務省解体デモは意味があるのか?

時事

今度の4月から会社員になる「けいすけ」です。

今日はSNSやマスメディアでも扱われだした財務省解体デモに関して考えていきます。

近年、日本の財政をめぐる議論が激化する中、「財務省を解体せよ!」という声が高まっています。

SNSではこのテーマで盛り上がり、YouTuberの方々の影響もあり、実際にデモまで行われる事態に発展。

ついにはマスメディアである一部のテレビ局(フジテレビなど)も報じるほどの影響力になっています。

そこで、みなさんにお聞きします。

「財務省解体デモには意味があるのでしょうか?」


いろいろな意見があると思います。

私は、「多少なりとも意味がある」と考えています。

そこで今日は、財務省解体デモについてと、私が多少なりとも意味があると考える理由を見ていきます。


そもそも「財務省解体デモ」って何?

財務省は、日本の国家予算を管理し、税制や経済政策を立案する重要な機関です。

しかし、増税政策や財政の硬直化などに対して国民の不満が募り、

「財務省の影響力が強すぎるのでは?」「なぜ国民の生活が苦しいのに減税しないのか?」という批判が出ています。

確かに消費税や社会保険料、ガソリン税など国民負担率は年々増加しています…

しかも税金の使い道やマニュフェストである賃金上昇の施策が不透明なところが事実、ありますよね。

そのような流れで、「財務省を解体しろ!」という意見が生まれ、デモが行われるようになりました。


デモには意味がある!と考える理由

私がデモに意味があると考える理由は以下の3点です。

  1. 国民の不満を可視化できる
    • デモは、政治や行政に対する国民の不満を具体的な形にする手段の一つであり、それだけ財政政策に対して国民の不満が大きいことを示すメッセージになるから
  2. 政治に影響を与える可能性がある
    • 日本では、選挙以外に政治に影響を与える手段が限られている。
    • しかし大規模なデモが起こることで、政治家や官僚が世論を無視できなくなる可能性がある。
    • 実際に過去には、消費税増税の延期や法案の見直しが、世論の反発によって行われた事例もある。
  3. 国民の政治意識が高まる
    • デモが話題になることで、普段政治に関心がない層も財政問題について考えるきっかけになる。
    • 日本人は他の国の方と比べると、”政治の話はタブー”というような暗黙のルールがあるように感じる…
      →今回のデモをきっかけにひとり一人の国民が「なぜ財務省が批判されているのか?」「増税は本当に必要なのか?」といった政治に関する議論が活発になることは、民主主義において重要なことである。

もちろんながら課題もある

デモに意味があるとはいえ、冷静に考えてみると、いくつかの課題もあると考えます。

  1. 「解体」という主張の現実性
    • 財務省を完全になくすのは非現実的であり、解体したとしても、そこまで大きなポジティブな変化があるかどうかは分からない。
      →問題の本質は「財政政策の透明性向上」や「国民の声を反映しやすい仕組み作り」「減税や社会保険料を下げることによる国民負担の減少」にあるのではないか。
  2. 長期的な影響力が不透明
    • 一時的に注目を集めても、デモ後に議論が下火になると政治に反映されにくい点もある。
      (いつまでこのデモ活動が続くのか…)

結論:デモは無意味ではない

デモがすぐに財務省解体に直結するのか…というと私は難しいのではと思います。

しかしながら、

  • 国民の不満を可視化する
  • 政治に一定の影響を与える
  • 政治意識を高める

といった点を考えれば、デモには一定の意味があると考えます。

しかも、今までの政治や経済状態を鑑みたら、このまま腐敗した政治を続けてほしくありませんよね。

そのような意味も含めて、この財務省解体デモは、日本人が政治に関心を持つきっかけになると考えます。

私たちの社会をより良い方向に進めるためにも、政治に関心を持ち続けましょうね!

では、また次の投稿でお会いしましょう、今日もありがとうございました!


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