こんにちは、けいタンです。
今日は宇宙に関するお話をしていきます。
今回のテーマについて
今回は
「最初の星は、いつ、どうやってできたのか?」というテーマについて見ていきます。
すなわち、宇宙が生まれ、最初の恒星はどのように生まれたのか、
というちょっとばかり気になる星に関する内容について考えていきます。
では早速ですが、今回のテーマの結論を確認していきましょう!
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今回のテーマに対する結論
最初の星がいつ、どのようにできたのか?という今回のテーマに対する結論は、
「いつ」に関しては、宇宙誕生から2~4億年後にできました。
そして「どのようにして」については、物質がダークマターに引き寄せられてできました。
そして、ここから以降は、今回の話で特に気になるテーマであろう
「物質がダークマターに引き寄せられてできた」という内容を簡単にですが、説明していきます。
神秘的なファースト・スターの誕生

ビッグバンとダークマター
そもそも宇宙に物質が生まれたのは、ビックバンから数分後になります。
このビッグバンによって、水素やヘリウムの原子核が生まれ、
この他にもダークマター(暗黒物質)という、正体不明の物質も存在していました。
ダークマター…なんとも不気味なイメージがしますね。
ちなみに、現在の宇宙では、私たちの身の回りにある「物質」はたったの5%程度で、
残りの95%が「ダークマターないしダークエネルギー」だそうです。
つまり、私たちが普段の生活でいろいろと利用しているあらゆる物質は、
宇宙全体の20分の1に過ぎないということになります。

長い時間をかけて恒星が誕生した
では、ダークマターについて話を進めていきます。
ビッグバンによって生まれた、水素やヘリウム、ダークマターなどといった物質は、
均一に分布していたのではなく、物質密度が濃いところと薄いところがありました。
しかも、物質密度が濃いところは重力も強いので、周囲の物質を引き付けてますます濃くなるのです。
そうなると、水素やヘリウムもダークマターに引き寄せられるように集まって、
やがて温度も圧力も高くなります。
そして、宇宙誕生から2~4億年後までに、宇宙で最初の恒星が誕生したと考えられています。
2~4億年は私たちでは、実感できない程の長さでしょうね。
だって、私たち個人の生涯は長くても100年程度ですし、歴史をたどっても2億年は相当なものですよね。
それくらい長い期間を通して、最初の星が宇宙に誕生したのです。
星にももちろん世代がある

またこのときに、複数の恒星があちこちで誕生したそうです。
このようにして誕生した最初の星、第1世代の恒星をファースト・スターといいます。
これらの恒星は、質量が太陽の数百倍もある巨大なもので、
内部の核融合反応によってさまざまな元素を生み出し、
一生の最後には超新星爆発を起こして元素を宇宙にまき散らしました。
それらが星間雲となり集まって第2世代の星が、さらに第3世代の星がつくられたと考えられています。
ちなみにですが、太陽や夜空に見える星の多くは、第3世代の星なのですよ~!
ここまで、話が進むとなんだか宇宙に対して興味を持つようになりませんか?
宇宙の神秘さ、スケールの大きさに圧倒されて、宇宙のすごさを感じてみてくださいね。
※超新星爆発や星間雲については、過去の宇宙の記事ですでに説明しています。
これらについてさらに興味を持っていただけた方は下の記事をご参照ください。
☆参考記事:星間雲~宇宙の星はどうやって生まれるのか
…星間雲や恒星・惑星の誕生について解説しています!(キーワード:星間雲)
☆参考記事:核融合反応~星の最期を見てみる
…儚い星の最期についてまとめています(キーワード:核融合反応)
☆参考記事:超新星爆発~超新星は爆発するのか
…超新星爆発について説明しています(キーワード:超新星爆発)
まとめ~正体不明の物質ダークマターがもとになっている!
いかがだったでしょうか。
最後にまとめをして、終わりにしましょう。
覚えておくべきに星とダークマター関する5つの事項
- ビッグバンによって水素やヘリウムの原子核が生まれ、同時に正体不明の物質であるダークマター(暗黒物質)も存在した
→均一に分布していたのではなく、物質密度が濃いところと薄いところがあった - また、物質密度が濃いところは重力も強いので、周囲の物質を引き付けてますます濃くなる
→水素やヘリウムもダークマターに引き寄せられるように集まって、温度も圧力も高くなる - そして、宇宙誕生から2~4億年後までに、宇宙で最初の恒星が誕生したと考えられる
- 誕生した最初の星、第1世代の恒星をファースト・スターという
→これらの恒星による核融合反応や超新星爆発によってさまざまな元素が誕生する - 太陽や夜空に見える星の多くは、第3世代の星である
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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。
では、また明日お会いしましょう。けいタン
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