こんにちは、けいタンです。
今回は日本史のことについて話していきます。
今回のテーマについて
今回取り上げるテーマは、古墳時代の次である飛鳥時代の宗教について
「日本にもたらされた最先端の思想である仏教」という内容について見ていくことにしましょう。
この飛鳥時代に、仏教が日本にもたらされたのですが、
そんな「仏教」について簡単にですが、眺めていくとしましょう。
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今回のテーマに対する結論
まずは、今回のテーマの結論から見て学びを深めていくことにしましょう。
日本にもたらされた最先端の思想である「仏教」について、
そもそも仏教は百済により伝来しました。
そして、仏教は政治と密接し、以降日本史上にさまざまな影響を与えました。
では、このことについて次の項目から詳しく見ていくことにしましょう。
仏教の起こりと伝来
仏教の始まり
紀元前の450年頃に、釈迦(ガウタマ=シッダールタ)がインドのブッダガヤというところで、
得た悟りを教え広めたのが、仏教の始まりなのです。
その後、東南アジアへは上座部(じょうざぶ)仏教として、
東アジアへは大乗(だいじょう)仏教として伝わっていきました。
日本に仏教が伝来したのは、「日本書紀」によると552年のことであったとされていますが、
一般的には、聖徳太子の伝記である
「上空聖徳法王帝説(じょうくうしょうとくほうおうていせつ)」に記された
戊午年(ぼごねん)=538年のほうを真説とします。
仏教を信仰することで得られるご利益
また百済(くだら)の聖明王(せいめいおう)が、
金銅仏像や経論などを欽明(きんめい)天皇に献上し、
仏を礼拝すれば「無量無辺の福徳果報(=果たしない量のご利益)を生じる」と教授したそうです。
なんか難しそうな漢字や語句が結構な数が出てきていますが、
とにかく仏教を信仰すれば、果たしない量のご利益が生じる、
と伝えられて仏教は日本に広まったのです。
仏教徒の東漢氏と蘇我氏
当時の朝鮮半島の勢力状況
唐突ですが、そもそもなぜ日本に仏教がもたらされたのでしょうか?
この些細な問いに答えるためには、当時の朝鮮半島の情勢を見ると分かるはずです。
朝鮮半島の南西部を支配していた百済は、勢力拡大を続ける高句麗(こうくり)から
軍事的な圧力をかけられ苦境に陥っていました。
なんか、現代でも同じ似たようなことが起こっていますね…。
まあとにかく、百済は高句麗から圧力を受けていたわけです。
そこで、倭国(=日本)に援助を求める見返りとして、
最先端の文化の一つと見なされていた仏教を日本に伝えたのです。
蘇我氏VS物部氏
また、百済からの渡来氏族である東漢氏(やまとのあやうじ)と深く結びついていた蘇我氏は、
彼ら(東漢氏)が仏教を崇拝していたこともあって、仏教を容認しました。
一方で、保守派の物部氏は廃仏派(仏教を取り入れない考え)にまわって蘇我氏と対立しました。
やがては、戦火を交わることになります。
その結果、仏教を容認する蘇我氏が勝利し、蘇我氏は政治にも仏教を取り入れました。
仏教については、奈良時代にもなると国家仏教へと進展し、
それ以降、仏教は明治政府の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)までに、
多くの為政者から信仰され続けたのです。
まとめ~仏教は当時の最先端の文化だった!
いかがだったでしょうか。
それでは今回のまとめを行っていきます。
確認しておくべき仏教に関する4つのこと
- 紀元前の450年頃に、釈迦がインドのブッダガヤというところで、得た悟りを教え広めたのが仏教の始まり。
- 百済の聖明王が欽明天皇に、仏を礼拝すれば「無量無辺の福徳果報(=果たしない量のご利益)を生じる」と教授した。
- 仏教が日本に伝わるその当時、朝鮮半島では百済が高句麗から圧力を受けていた。
→倭国に援助を求める見返りとして、最先端の文化の一つと見なされていた仏教を日本に伝えた。 - 蘇我氏が仏教を容認する一方で、物部氏は廃仏派であったため対立が生じた。
→仏教を容認する蘇我氏が勝利し、蘇我氏は政治にも仏教を取り入れた。
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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。
では、またお会いしましょう。けいタン
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