みなさん、お久しぶりですね。
今日は身近にある砂糖と塩に関する科学について考えよう!
砂糖と塩の違いを説明できるかい?
みなさん、砂糖って知っていますか?塩って知っていますか?(笑)
知らない方はいないはず。それほど砂糖と塩は身近なものだよね。
では、ここでみなさんに考えてもらおう。
「砂糖と塩の違いって何なの?」
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もちろん味も違うし、価格も違う。使用用途も違えば、構成している化学組成も異なる。
そこで、今回は砂糖と塩の違いを化学的な側面から考えていこう!
有機物と無機物の違いについて知ってるかい?
よく理科の授業や実験であるのが、物質を性質によって分けることだ。
そのなかでも大きな分類では、すべての物質は「有機物」と「無機物」に分けることができる。
簡単に言えば、
「有機物」とは炭素を含む物質で、「無機物」とは炭素を含まない物質(有機物以外の物質)である、
と説明することができる。
砂糖は燃え、塩は燃えない
例えば、砂糖を燃やすと黒く焦げるよね。
ということは、「焦げる=(砂糖の中にある)炭素が正体をあらわす→黒くなる」といってもいい。
では、塩は燃えるのか?塩は焦げるのか?
実際にやってみて欲しいのだが、実際に塩は燃えないのだ(焦げない)。
すなわち、塩には炭素が含まれていないということなのだ。
炭水化物には「炭素」と「水」が含まれている!
砂糖は炭水化物の一種で、「炭素」と「水」が含まれている化合物である。
そして、炭水化物を熱することで、水が蒸発し、残った炭素(=黒色・焦げ)があらわれるのだ。
ちなみに、炭水化物を燃やすと、二酸化炭素が発生する。
そして、その化学反応は僕たちの体の反応(生体反応)にもあらわれている・・・それは何だろう?
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僕たちが生きていくために欠かせないこと、それは「呼吸」なのである。
なぜ炭水化物が必要なのか?
よく炭水化物というと、太るというイメージがあるだろう。
たしかに、消費するエネルギー(カロリー)よりも摂取するエネルギーが多ければ太る。
当然のことだ。
しかしながら、炭水化物が必要なのは、炭水化物が生きるためのエネルギー源になるからである。
炭水化物は体内でブドウ糖(糖質)に変換され、下のような化学反応が起こる。
糖質+酸素 → 二酸化炭素+水+エネルギー
だからこそ、炭水化物を減らすのは分かるが、100%炭水化物を取らないのは、極端な話、
生きるためのエネルギーを摂らないことともいえる。
(実際に糖質が無ければ、体はたんぱく質をエネルギーに変えるが、この詳細については後日にしよう・・・)
以上が「砂糖と塩って燃やせる?燃やせない?!!」のけいすけの今日の気づき・学びである。
最後まで、僕と一緒に学んでくれて、興味を持ってくれてありがとう。
科学を知れば世界を見る目が変わる!
それじゃあ、また別の科学のお話まで、じゃあね。
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