こんにちは、けいタンです。
今日は宇宙に関するお話をしていきます。
今回のテーマについて
今回は
「天の川銀河の今後はどうなる予定なのか」というテーマについて見ていきます。
すなわち、皆さんも知っているであろう「銀河」
…その中でも私たちの住む地球や太陽系をひっくるめている天の川銀河についてお話していきます。
では早速ですが、今回のテーマの結論を確認していきましょう!
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今回のテーマに対する結論
そもそも銀河とは、星々が集まった大集団のことをいいますが、
天の川銀河の今後に起こる大きな出来事の1つが、
天の川銀河とアンドロメダ銀河が、約40億年後に衝突し、その後合体する予定があります。
そして、ここから以降は、今回の話で特に気になるテーマであろう
「天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突」についての内容を簡単にですが、説明していきます。
アンドロメダ銀河について
私たちの住む地球や太陽系をとりまく天の川銀河は、今後、どのような運命をたどるのでしょうか?
これは先ほどの「今回のテーマに対する結論」で述べたことと同じになりますが、
実は、天の川銀河とアンドロメダ銀河とが衝突し、合体することが分かっています。
ではここでは、アンドロメダ銀河について少しばかりか説明することにしましょう!
局部銀河群に属する渦巻き銀河であるアンドロメダ銀河
そもそも230万光年の距離にあるアンドロメダ銀河は、
天の川銀河と同じ局部銀河群に属する渦巻き銀河です。
局部銀河群については、少し前の記事「135億年~銀河の生まれた起源」で説明していましたね。
また、渦巻き銀河についても、前回の記事「銀河の形~銀河にはどんな種類があるのか」でまとめていました。
ではここでは、局部銀河群と渦巻き銀河についてざっと復習してみましょう。
復習~局部銀河群と超銀河団
アンドロメダ銀河などと天の川銀河を含む50個ほどの銀河は
「局部銀河群」と呼ばれるグループをつくっています。
そして銀河群や銀河団は、さらに大きなグループをつくり、これを「超銀河団」といいます。
ちなみに、局部銀河群は、おとめ座銀河団を中心とする
直径約2億光年の「おとめ座超銀河団」の一部になります。
復習~渦巻き銀河について
渦巻き銀河は、名前から想像できますが、
渦巻きのような構造を持つうすい円盤の形をした銀河です。
そして、渦巻き銀河は比較的新しい星が次々に生まれているのです。
また、中心部に棒状に恒星が集まっているものは、渦巻き銀河の中でも特に
棒渦巻き銀河と呼ばれています。
私たち地球や太陽系を取り巻く天の川銀河は、この棒渦巻き銀河に属します。
そしておとなりさんのアンドロメダ銀河は、棒状の構造を持たない渦巻き銀河になります。
アンドロメダ銀河の大きさ
では、アンドロメダ銀河についてもう少し特徴を見ていきます。
アンドロメダ銀河の直径は22万光年でおよそ1兆個の恒星が集まっていると考えられています。
1兆個の恒星ですか…どんなものか分かりません(笑)
ちなみにですが、天の川銀河の直径は約10万光年です。
つまり、アンドロメダ銀河は天の川銀河の2倍以上の大きな銀河なのです。
2つの銀河の衝突と合体
40億年後の天の川銀河
そして、この2つの銀河は万有引力で引き合っていて、たがいに近づきつつあることが分かっています。
さらに、約40億年後にこの2つの銀河は衝突するということも分かっています。
ただ、銀河の中の惑星はまばらに存在しているので、恒星同士が衝突する可能性はほとんどありません。
ということはつまり、天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突しても、
太陽系の中の太陽や地球が星々と衝突して、破壊される心配はないと考えられています。
だから安心してください!って言いたいところですが、この衝突が起こるのは40億年後の話でしたね。
安心するも何も、40億年後の太陽や地球の将来はどうなっているのでしょうかね?
まあ、私たちにはさほど関係ないような気がしますが…。
銀河の衝突は頻繁に起こる
一つ知っておいてほしいこととして、
この広い宇宙で銀河同士が衝突することは、それほど珍しいものではありません。
天の川銀河とアンドロメダ銀河の衝突は40億年後なので、なかなか珍しいようにも見えますが、
銀河なんてこの宇宙には膨大な数ほど存在しているのですよ~!
なので、2つときには3つ以上の銀河が衝突する姿が望遠鏡によって観測されているそうです。
衝突した銀河は合体して、新しい形の銀河になります。
そして、天の川銀河とアンドロメダ銀河が合体した場合、60億年後には巨大な楕円銀河になると
考えられているのです。
まとめ~銀河はぶつかるが恒星同士はぶつからない!
いかがだったでしょうか。
最後にまとめをして、終わりにしましょう。
覚えておくべき銀河の衝突に関する5つの事項
- 230万光年の距離にあるアンドロメダ銀河は、天の川銀河と同じ局部銀河群に属する渦巻き銀河であり、直径は22万光年でおよそ1兆個の恒星が集まっていると考えられている
- 天の川銀河とアンドロメダ銀河は万有引力で引き合っていて、たがいに近づきつつあることが分かっている
→約40億年後にこの2つの銀河は衝突する - ただ衝突したところで、銀河の中の惑星はまばらに存在しているので、恒星同士が衝突する可能性はほとんどない
- この広い宇宙で銀河同士が衝突することは、それほど珍しいものではない
- 衝突した銀河は合体して、新しい形の銀河になる
→天の川銀河とアンドロメダ銀河が合体した場合、60億年後には巨大な楕円銀河になると考えられている
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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。
では、また明日お会いしましょう。けいタン
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