日本史~シルクロードと東大寺正倉院~175(歴史㉔)

歴史(日本史)

こんにちは、けいタンです。

日本史のことについて話していきます。

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今回取り上げるテーマは?

今回取り上げるテーマは、奈良時代の文化について

「シルクロードを通って来た東大寺正倉院の宝物」という内容について見ていくことにしましょう。

シルクロードや東大寺については、皆さんの多くが小学校や中学校の歴史の授業で聞いたことがある言葉だと思います。

特に、東大寺の正倉院の中にはこれから紹介する「鳥毛立女屏風」や「螺鈿紫壇五絃琵琶」などの宝物が収められています。

そんな東大寺の正倉院について説明していきます!

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今回のテーマに対する結論

まずは、今回のテーマの結論から見て学びを深めていくことにしましょう。

シルクロードや東大寺正倉院の宝物について、

聖武天皇の治世では、遣唐使が持ち帰った盛唐の文化が天平文化として日本で花開いた

といえます。

では、このことについて次の項目から詳しく見ていくことにしましょう。

聖武天皇遺愛の宝物たち

宝物の中身はどんなものだったのだろう?

シルクロード周辺の文化の影響を受ける

奈良時代に入ると、盛唐からの影響を受けた国際色豊かな天平文化が開花しました。

聖武天皇は遣唐使船が持ち帰った唐やインド、ペルシアなどといったシルクロード周辺各地の文物を愛用していたそうです。

そして、聖武天皇が崩御すると、光明皇后がそれらゆかりの品々を東大寺に寄進しました

具体的には、唐風の女性を描いた「鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)」

天下一の明香と称えられた「蘭奢待(らんじゃたい)」と呼ばれる香木、

ペルシア人やラクダの絵が螺鈿やべっこうで描かれている「螺鈿紫壇五絃琵琶(らでんしだんのごげんびわ)」など、

650点にも及ぶ遺愛の品々が、東大寺の正倉院に収蔵されたのです。

天皇ゆかりの遺品たち

ちなみに、東大寺には称徳天皇の願いで作られた世界最古の印刷物「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」など、

天皇ゆかりの品々が収められているのです。

「東大寺正倉院」参考:テーマ別でよくわかる日本史

仏像制作の更なる発展

「不空羂索観音菩薩立像」参考:テーマ別でよくわかる日本史

塑像と乾漆像について

奈良時代は、飛鳥時代に主流だった金属製の金銅像に代わって、塑像や乾漆像といった加工がしやすい粘土製の仏像制作が盛んになりました

その中でも、東大寺法華堂の不空羂索観音菩薩立像(ふくうけんさくかんのんぼさつりゅうぞう)

興福寺の八部衆像などが代表的で、繊細な表情の表現や筋肉の写実的な描写が特徴です。

ちなみに、後期になると鑑真によって木彫りの仏像が伝わり、日本の彫刻作品は木像が主流となるのです。

まとめ~シルクロード周辺の文化が日本で開花した!

いかがだったでしょうか。

それでは今回のまとめを行っていきます。

確認しておくべき東大寺正倉院に関する3つのこと

  • 奈良時代に入ると、盛唐からの影響を受けた国際色豊かな天平文化が開花した
    →聖武天皇は遣唐使船が持ち帰った唐やインド、ペルシアなどといったシルクロード周辺各地の文物を愛用していた
  • 聖武天皇が崩御すると、光明皇后がそれらゆかりの品々を東大寺に寄進した
    →鳥毛立女屏風や蘭奢待、螺鈿紫壇五絃琵琶など650点が収められている
  • 奈良時代には、塑像や乾漆像といった加工がしやすい粘土製の仏像制作が盛んになった
    →阿修羅像や八部衆像など繊細な表情の表現や筋肉の写実的な描写が特徴

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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。

では、またお会いしましょう。けいタン
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