こんにちは、けいタンです。
今回は日本史についてお話していきます。
今回のテーマについて
前回は「現在の日本列島の誕生まで」というテーマで少々、地理的なお話になりました。
そして今回のテーマは「人類はどのようにして日本に到達したのか?」
という内容について紹介していきます。
そもそも人類の起源はアフリカといわれています。
なので、どのようにしてアフリカで誕生した人類が日本に到達したのか、
気になりますよね。気になってください(笑)
・合わせて読みたい前回の関連記事:日本史~現在の日本列島の誕生まで~038(歴史④) – (keitan-zatsugaku.com)
↑日本列島は現在の形になるまではユーラシア大陸の一部だった!?
面白くてタメになる地学的なお話に興味はありませんか?
では早速ですが、まずは話の結論から見ていこうと思います。
この疑問に対する解答
話の結論になりますが、
550万年前にアフリカで猿人が誕生し、人類は約4万年前に獲物を追いかけて日本に到達した
といわれています。
これが今回の疑問に対する解答になりますが、これだけではなかなか納得して理解するのには難しいと思います。
だからこそ、人類についてや人類の生活環境の移動について少しずつ見ていきましょう。
時代とともに変わる学説
唐突ですが近年では、新しい化石の発見や最新鋭の研究により、学説というのは昔と比べて変化していきました。
例えば、約20万年前に登場した「新人(ホモ・サピエンス)」についても学説論争が繰り広げられていました。
地域進化説と単一起源説
新人に関するどんな学説論争かというと、
「新人は地域ごとに進化した」という地域進化説と、
「人類(新人)はアフリカで生まれて世界に広がった」とするアフリカ単一起源説の二つになります。
そして最近では、DNAによる研究によりアフリカ単一起源説が有力とされているのです。
獲物を追って渡来した日本人
出土した土器から日本列島には、約4万年前に人類が到達したと推測されています。
推測なので100%とはいえませんが、それでも出土した土器からある程度の時期が分かるというのはすごいですね!
ユーラシア大陸と地続きだった日本列島
その当時は寒冷な氷期のため海水面が低く、日本はユーラシア大陸と地続きでした。
このことについては前回に詳しく解説しているので気になる方はどうぞご覧ください!
・合わせて読みたい前回の関連記事:日本史~現在の日本列島の誕生まで~038(歴史④) – (keitan-zatsugaku.com)
↑日本列島は現在の形になるまではユーラシア大陸の一部だった!?
ユーラシア大陸と地続きだったので、皆さんも一度は聞いたことがあるであろう、
ナウマンゾウやオオツノジカなどの大型動物が日本列島に渡って生息していったので、
それを追って人類がやってきたと考えられるのです。
日本人の正体
しかしながら、面白いことに人類の日本列島到達の仕方は一様ではなかったそうです。
どういうことなのでしょうか。
およそ4万年前に、東南アジアを起源とする南方系アジア人(「縄文人」ともいう)が日本列島に移住しました。
そしてその後に、大陸北部を起源とする北方系アジア人(「弥生人」ともいう)が日本列島に渡来したといわれているのです。
なので現在の日本人のほとんどは、彼ら(縄文人・弥生人)の混血であると考えられています。
まとめ~約4万年前に日本へ人類は到達した!
いかがだったでしょうか。
それでは今回のまとめを行っていきます。
- 人類はアフリカで誕生した猿人から原人、旧人、新人へと進化していった。
- 人類は海面が下がっていた約4万年前に日本へ到達した。
- 現在の日本人のほとんどは、縄文人と弥生人の混血である。
ちなみに、歴史の授業で習った「港川人」や「浜北人」はこの頃の人類を指しているそうです。
なんとなくでいいので今回の内容で少しでも面白いと感じてくれたら嬉しいです。
そして、
面白い・タメになると思った方は、いいね!とシェアによるこのブログの拡散をお願いします。
タメになるコンテンツ作成の大きな大きなモチベーションとなります。
それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。
では、またお会いしましょう。けいタン
※過去の投稿一覧(ブログ)
・合わせて読みたい前回の関連記事:日本史~現在の日本列島の誕生まで~038(歴史④) – (keitan-zatsugaku.com)
↑日本列島は現在の形になるまではユーラシア大陸の一部だった!?
面白くてタメになる地学的なお話に興味はありませんか?