エシカル消費Ⅲ~社会で起きている問題を知る~157(一般教養⑨)

一般教養

こんにちは、けいタンです。

今回は皆さんに是非とも知っておいてほしいエシカル消費に関する一般教養について話していきます。

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今回のテーマについて

前回からここ数回にかけて「みんなの未来にエシカル消費」ということで、

エシカル消費という内容について一般教養として説明していこうと考えています。

ちなみに、前々回の投稿である「エシカル消費Ⅰ~人や環境に配慮した消費行動」では、

エシカル消費のそもそもの内容とその場面について確認してしました。

そして、前回の投稿である「エシカル消費Ⅱ~あなたの消費が世界の未来を変える!」については、

ひとり一人が、みんなの未来を考えて消費することで、

いろんなすべて立場の方にとっての優しい社会が形成されるということについて見ていきました。

それに引き続いて今回は、「社会で起きている問題を知る」というテーマで、

主に「食品ロス」「海洋プラスチックごみ」といった近年でも問題視されている内容について、

その悲しい現状とそれに対する企業の取り組み事例について、紹介していきます。

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大切に資源を使おうね

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復習~エシカル消費とは何なのか?

ここでは今一度、エシカル消費について簡単な内容を復習していきます。

前回、前々回の投稿を見ている方は、ここに紹介している内容を知っているはずなので、

飛ばしても構いません。

エシカル消費…あなたは知っていますか?

エシカル消費の意味している内容とは?

そもそもエシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことを言います。

そして私たち一人ひとりが、社会的課題に気づき日々の買い物を通して、その課題解決のために、

自分で何ができるのかを考えてみることが、エシカル消費の第一歩になるのです

すなわち単に「安心・安全」「品質」「価格」だけでなく、

「エシカル消費(人・社会・地域・環境に配慮した消費行動)」という基準も大切になるということです。

ちなみに、エシカル消費の「エシカル(ethical)」とは、

日本語で「倫理的な・道徳的な」という意味を持ちます。

つまりこれからは、倫理的・道徳的にも配慮した消費行動を目指していく必要があるのです!

今までの消費とは違うエシカル消費

このエシカル消費が従来の消費と何が違うのか、

…それは

  • 今だけではなく長期的に
  • ここだけではなく地域や世界規模に
  • 自分だけではなくみんなに優しい社会へ

といった3つの点で従来の消費とは異なっているといえるでしょう。

例えば、「今だけではなく長期的に」ということは、

従来の消費が単に「今のこの瞬間の出来事」であるのに対し、

エシカル消費では、長期的な未来を踏まえた消費を示していますね。

つまり、一言でいえば「みんなの未来を考えて消費をする」ということです。

そして、主な具体例は

  • エコ商品
  • リサイクル商品
  • 食品ロス削減
  • ESG投資
  • エシカルファッション などです。

これで、「エシカル消費」に関する簡単なおさらいはおしまいです。

この内容について、もっと気になる方は「合わせて読むべき関連記事をチェック!」のところにある

関連記事をご覧ください。

個人的には、エシカル消費Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと順番に見てもらった方が、内容が頭に落ちやすいと考えています。

社会で起きている深刻な問題

今回のテーマは、冒頭でも述べたように「今現在の世界全体の社会で起きている問題」について、

その深刻な現状を改めて知り、危機感を持つことです。

別にみなさんを煽るつもりはありませんが、次に紹介する「食品ロス」や「海洋プラスチックごみ」

いった問題は、食の問題(貧困問題)や地球環境問題にもつながる大きな問題です。

今一度、ひどすぎる現状を理解して、受け止めて、

その問題を少しでも改善するために自分ができることを考えてみてください!

食品ロスの現状を把握する

どれだけの量の食品ロスがあるか、あなたは知っているか?

食品ロスとは?

食品ロス…この言葉を知らない方はほとんどいないかと思われますが、

先ほどにも言ったように、今現在の状況を理解すべく簡単に説明しておきましょう。

食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指します

「食べられるのに」を強調して覚えておきましょう。

食べられないものではなく、食べられるのに捨ててしまっているのです。

そして、日本ではアバウトなたとえですが、1日におにぎりを1億2000万個分に相当する食品ロスが

発生しています。

…とても信じられませんが、れっきとした事実なのです。

1日に日本だけでも、大量の食べられる食品を残念ながら捨ててしまっているのです。

私たちにできることを考えてみよう

じゃあ、食品ロスを減らすために、私たち個人ができることは何でしょうか?

それは簡単なことで、「出された食べ物を美味しく食べきること」や「必要な分だけを購入すること」

などです。

それでもひとり一人が意識すれば、大きな力になるでしょう。

また最近では、すぐに食べる食材を買うときは食品棚(商品棚)の手前からとる「手前取り」

少しずつスーパーやコンビニなどで浸透しましたね。

この手前取りも、意外と食品ロスを減らすことに影響しているので、是非実践してみてください!

企業の取り組み事例を紹介!

ここでは、食品ロスを減らすために企業が行っている取り組み事例を紹介します。

例えば、クックパッド株式会社が開催している、食料廃棄を楽しく解消するための

「クリエイティブクッキングバトル」の開催があります。

これは「ありモノからおいしい料理を作ることは生活の中で最もクリエイティブな行為である」

コンセプトに、残り食材を工夫して自由に料理する能力に焦点を当てた

エンターテインメント型フードロス解消バトルです。

ちなみに、2020年には中高生が実行委員となり、オンラインで開催したそうです。

海洋プラスチックごみの現状を把握する

ちょっと…これは大問題ですよ!

海洋プラスチックごみとは?

ポイ捨てや不法投棄などにより、回収されずに河川を通じて海に流れ込んでいる

「海洋プラスチックごみ」が、残念ながら日々発生しています。

しかも、紫外線で劣化した小さくなったプラスチックは、海に漂う汚染物質とくっつき、

いずれは海の生き物のお腹の中へ入り、それを人間が食べることで、

体の中に汚染物質が入ってきてしまいます。

このままでは、2050年の海は魚よりプラスチックごみの方が多くなるかもしれないといわれています。

これは大げさな話ではなく、本当にこのままの状況であと30年も経ったら、そうなるかもしれません。

私たちにできることを考えてみよう

まず私たちにできることとして、プラスチックごみを海洋に出さない(不法投棄やポイ捨てしない)ことに限ります。

また、最近ではボランティア活動だったり市町村での活動で海に限らず美化運動が積極的に始まっていると思います。

そのような運動に参加して、美化運動やごみ拾い運動をすることで、少しは海や公園などの環境が良くなりますね。

また、そのようなボランティア活動に参加すると、一人の人間としての自分自身も磨かれていくので、

まさにボランティア活動は、一石二鳥の行為ですね!

企業の取り組み事例を紹介!

海洋プラスチックごみ問題を少しでも解決するために、

日本コカ・コーラ株式会社や株式会社セブン&アイ・ホールディングスなどでは、

2019年6月に、セブン&アイグループ店頭でお客様から回収したペットボトル100%を原材料にした

完全循環型ペットボトルを開発しました。

これは、流通小売であるセブン&アイグループと容器の設計・リサイクルの優れた技術を持つ

日本コカ・コーラとの業界を超えた連携で実現しました。

まとめ~まずは現在の問題を知ることから始まる!

今回の内容はいかがだったでしょうか。

では、最後に今回の内容の簡単なまとめを行います。

確認しておくべきエシカル消費に関する4つのこと

  • 食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指す
    →1日におにぎりを1億2000万個分に相当する食品ロスが発生している
  • 食品ロスを減らすために、私たち個人ができることは「出された食べ物を美味しく食べきること」や「必要な分だけを購入すること」といった誰にでもできること!
  • ポイ捨てや不法投棄などにより、回収されずに河川を通じて海に流れ込んでいる海洋プラスチックごみが、残念ながら日々発生している
    →このままだと、2050年の海は魚よりプラスチックごみの方が多くなるかもしれない…
  • 私たちにできることは、プラスチックごみを海洋に出さない(不法投棄やポイ捨てしない)ことや積極的に美化活動やボランティア活動に参加することである

このようなエシカル消費によって、私たちの普段の買い物が世界の未来を変えるかもしれません…。

今回はエシカル消費のさわりのところしか扱いませんでしたが、

エシカル消費について自分ができるコトはたくさんあります!

そのことについては後々解説するとして、とにかく自分ができるコトを早速探して実行してみましょう!

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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。

では、またお会いしましょう。けいタン
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