こんにちは、けいタンです。
ここでは皆さんに是非とも知っておいてほしいエシカル消費に関する一般教養について話します。
今回取り上げるテーマは?
前回からここ数回にかけて「みんなの未来にエシカル消費」ということで、
エシカル消費という内容について一般教養として説明しています。
その中でも今回は、「取り組み事例と認証ラベル」というテーマで、
主に身の回りにあるものの認証ラベルやエシカル消費に関する取り組み事例を紹介します。
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・合わせて読むべき前回の関連記事:エシカル消費Ⅳ~生活の中でどんなことができるのか
↑具体的に私たちはどのようにエシカル消費をすることができるでしょうか?それは例えちょっとしたことかもしれない…だけどその小さなことが…
・合わせて読むべき関連記事:エシカル消費Ⅰ~人や環境に配慮した消費行動
↑エシカル消費が未来の世界を変える!?知って意識すると買い物での見方が大きく変わるかもしれないエシカル消費について教えます!
・合わせて読むべき関連記事:成年~大事な大事な契約について知る
↑2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられました。成人とは?大人とは?そして契約の基本情報についてまとめました。
復習~エシカル消費とは何なのか?
ここでは今一度、エシカル消費について簡単な内容を復習していきます。
過去のエシカル消費の投稿を見ている方は、ここの内容を飛ばしても構いません。
エシカル消費の意味している内容とは?
そもそもエシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことを言います。
そして私たち一人ひとりが、社会的課題に気づき日々の買い物を通して、その課題解決のために、
自分で何ができるのかを考えてみることが、エシカル消費の第一歩になるのです。
すなわち単に「安心・安全」「品質」「価格」だけでなく、
「エシカル消費(人・社会・地域・環境に配慮した消費行動)」という基準も大切になるということです。
ちなみに、エシカル消費の「エシカル(ethical)」とは、
日本語で「倫理的な・道徳的な」という意味を持ちます。
つまりこれからは、倫理的・道徳的にも配慮した消費行動を目指していく必要があるのです!
今までの消費とは違うエシカル消費
このエシカル消費が従来の消費と何が違うのか、
…それは
- 今だけではなく長期的に
- ここだけではなく地域や世界規模に
- 自分だけではなくみんなに優しい社会へ
といった3つの点で従来の消費とは異なっているといえるでしょう。
例えば、「今だけではなく長期的に」ということは、
従来の消費が単に「今のこの瞬間の出来事」であるのに対し、
エシカル消費では、長期的な未来を踏まえた消費を示していますね。
つまり、一言でいえば「みんなの未来を考えて消費をする」ということです。
そして、主な具体例は
- エコ商品
- リサイクル商品
- 食品ロス削減
- ESG投資
- エシカルファッション などです。
これで、「エシカル消費」に関する簡単なおさらいはおしまいです。
この内容について、もっと気になる方は「合わせて読むべき関連記事をチェック!」のところにある
関連記事をご覧ください。
エシカル消費Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴと順番に見てもらった方が、内容がより理解しやすいです。
認証ラベルを探してみよう!
私を含め、みなさんが日常で使っているものや食べているもの、住んでいる家などは、多くの自然素材や人々の手によって作られているものです。
そして、次のようなラベルがどこについているのか、買い物のときに探してみましょう!
MSC海のエコラベル・国際フェアトレード認証ラベル・FSC・RSPO認証
- MSC「海のエコラベル」
→水産資源や環境に配慮した漁業で取られた水産物に付けられる - 国際フェアトレード認証ラベル
→生産者の暮らしの改善や自立の実現、環境保護を目指し適正な価格で取引をする商品に付けられる - FSC認証
→適切な森林から生産される木材と製品に付けられる - RSPO認証
→熱帯林の環境とそこに生息する生物の多様性に配慮し、生産者の暮らしを守る商品に付けられる
伝統マーク・有機JASマーク・アライアンス認証・エコマーク
- 伝統マーク
→地域に根付き継承されている技術や技法、自然素材で製作された国指定の伝統的工芸品のシンボルマーク - 有機JASマーク
→農薬や化学肥料を控え、自然界の力で生産された食品に付けられる - レインフォレスト・アライアンス認証
→より持続可能な農法で栽培された製品に付けられる - エコマーク
→生産から廃棄にわたり環境への負荷が少なく、環境保全に役立つ商品に付けられる
このほかにも認証ラベルはいろいろとありますので、自分で調べてみるといいかもしれませんね!
エシカル消費につながる取り組み事例
ここでは3つほどエシカル消費につながる取り組み事例を紹介します。
FSC認証材の調達宣言2020
まず1つ目のケースは、FSCジャパンとグループ企業7社共同で発表した「FSC認証材の調達宣言2020」になります。
これはキリンホールディングス株式会社によるもので、キリンビバレッジは使用するすべての紙容器で2019年末にFSC認証紙への切り替え100%を達成したのです。
さらに、多くの商品に認証ラベルを付けることで消費者に認証紙の容器を使った商品を選ぶ重要性を伝えています。
世界に通用するブランドをつくる
次に2つ目のケースでは、「途上国の雇用を生み出し、世界に通用するブランドをつくる」ことについて紹介します。
これは株式会社マザーハウスによるもので、途上国にある素材や職人の技術に光を当て、現地でモノづくりをし、日本及びアジア・フランスで店舗展開をしています。
また現地の工場や工房もすべて自社で運営し、安定した雇用と安心・安全な環境を整備し、生産拠点と捉えず、家族であるという思想で運営しています。
飢餓に苦しむ子供たちへ学校給食を支援
最後3つ目のケースは、「飢餓や貧困に苦しむ子供たちへ学校給食を支援」です。
これは日清食品ホールディングス株式会社によるもので、日清食品と日清食品冷凍は、途上国の学校に給食を提供する「国連WFPレッドカップキャンペーン」に2012年から参加し、対象商品の売り上げの一部を寄付しています。
まとめ~エシカル消費はもっと発展すべき!
今回の内容はいかがだったでしょうか。
では、最後に今回の内容の簡単なまとめを行います。
確認しておくべきエシカル消費に関する2つのこと
- FSC認証や有機JASマーク・エコマークなどの認証ラベルを探してみよう!
- キリンホールディングスや日清食品ホールディングスはエシカル消費につながる取り組みをしている
このようなエシカル消費によって、私たちの普段の買い物が世界の未来を変えるかもしれません…。
すなわち、エシカル消費について自分ができるコトはたくさんあります!
詳細については過去の記事をご参照ください!
とにかく自分ができるコトを早速探して実行してみましょう!
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それでは今日はここまでとします。最後まで見ていただきありがとうございました。
また別の投稿でお会いしましょう。けいタン
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